これまで多岐にわたって様々なジャンルのサイトを制作してきた、僕だからこそ知っているWordPressのおすすめプラグインをご紹介します。
「WordPress プラグイン おすすめ」で調べると、20選などありますが必要最低限のプラグインは9つだけで十分ですよ。
以前にWordPressイベントで「WordCamp」があるのですが、そこに参加している人達と話したところ「最低20のプラグインは必要ですよ」ととんでもない意見も多くありました。ブログ運営するのなら、プラグインはそこまで必要ではありません。
プラグインの入れすぎは注意です
WordPressのプラグインは、世界のエンジニアが提供していて組み合わせによってはSNS構築もできてしまうほど優秀です。
今では5万以上のプラグイン数にもなっていて、作れないサイトは無いんじゃないかという規模で魅力的です。
しかし、プラグインを入れ過ぎてしまうと、様々な不具合も発生することがありますので、注意が必要です。
プラグイン同士の不具合発生
プラグイン検索をすると類似プラグインもいくつか見つかります。

プラグインAも良いけど、プラグインBも似ていて良さそうだから両方使ってみよう・・
多数の類似プラグインをインストールして有効化にすると、プラグイン同士が干渉してしまいエラーとなる可能性があります。
そうならないために、類似プラグインは一つずつ有効化にして、確認していく事をおすすめします。
プラグインAを使ってみて、思っていた機能と違った場合にはプラグインAを一旦停止にしてからプラグインBを有効化にします。
こういう手順で進めることで不具合は起こりにくくなります。
メンテナンスが不可能
僕がサイトの引き継ぎを受けたサイトの中で、使用しているプラグインが40本というものがありました。
大量のプラグインが使われているとセキュリティも低くなってしまうので、ハッキングされてしまう可能性が高くなってきます。
それに40本のバージョンアップするにも時間もかかり一苦労です。
こういう事から平均10本のプラグインに留めておくようにして、ブログサイト以外の大規模サイトでも最大20本以内にすることをおすすめします。
WordPressに最適なプラグインの本数
先ほども触れましたが、WordPressに最適なプラグインの本数は平均10本、最大でも20本程度のプラグインで十分です。
30本や40本、50本とプラグインを詰め込んでしまうと、ハッキングのリスクも大きくなってしまいます。
それに、プラグインを入れ過ぎるとソースコードも増えていきますので、サイトの表示速度にも影響されてしまいSEO効果は低減します。
WordPressにおすすめなプラグイン9選
WordPressでブログ運用したいという方も多いと思います。そんな方におすすめするWordPressのプラグインは8個だけで十分です。早速ご紹介します。
All In One SEO Pack
WordPressのプラグインでは王様的な存在でもある、超人気のプラグインです。
このプラグイン一つで、titleやdescription、keywordなどのSEO関係が全て設定することができます。
最近では、このようなSEO設定もできてしまう素晴らしいテーマもあります。その場合、All In One SEO Packプラグインは不要になります。

Contact Form 7
Contact Form 7はお問い合わせフォームを設定することができるプラグインです。
ブログ運営では不要と思われがちですが、閲覧者からの不具合指摘を連絡してもらう手段として問い合わせフォームは必要です。
また人気ブログになってくると、仕事に繋がることもあるので、フォームの設置は必要です。

Google XML Sitemaps
Google XML Sitemapsプラグインでサイトマップの送信をしてくれます。
サイトマップを送信することで、サイト内の構造を検索エンジンに送信することができるので、検索結果に早く表示してくれることができます。
このプラグインのインストールはどんなサイトでも必須レベルです。

TinyMCE Advanced
WordPressの編集エディタは、必要最低限の機能しか備わっていません。
そこで、機能追加して編集力を向上するために必要なプラグインです。例えば、下線などの機能はデフォルトになっていないため、このプラグインを使って使えるようにします。
使用するテーマによって十分な編集機能だった場合には、TinyMCE Advancedは不要になります。

WP Multibyte Patch
WP Multibyte Patchは日本語対応にしてくれるプラグインです。
WordPressは海外製のCMSですので、日本語対応していない部分があります。それを補ってくれるのがWP Multibyte Patchですので、どんなサイトでも必須レベルで有効化しましょう。
WebSub/PubSubHubbub
記事投稿時に検索エンジンにも通知してくれるプラグインです。
これによって記事投稿後、すぐに検索エンジンからもクリックされやすくなります。

SiteGuard WP Plugin
SiteGuard WP Pluginはセキュリティ対策してくれるプラグインになります。
例えば、WordPressのログインURLは「wp-admin」が知られているので、URLを叩けばそのサイトはWordPressかどうかすぐに分かってしまい、不正ログインされてしまうリスクが出てきます。
SiteGuard WP Pluginでは、ログインURLの変更もできるので不正ログインされる心配が軽減してセキュリティ対策に繋がります。
僕がWeb制作してきた時の話ですが、知人のサイトが改ざんされてしまったケースがありました。単純なパスワードも原因だったのですが、その時にSiteGuard WP Pluginプラグインを使っていたら防ぐことができました。

Edit Author Slug
WordPressの投稿者IDは簡単に分かることができます。実は以下のURLにアクセスすれば即バレです。
https://ドメイン名/?author=数字
もしIDが分かればパスワードをランダム入力するだけで、不正アクセスされてしまうなどの懸念があります。そうならないためにEdit Author Slugプラグインがあります。
このプラグインは、表示されるIDを変更してくれるので外部に漏れにくくなります。セキュリティ対策の一つとして必要です。

Google Authenticator
Google Authenticatorは、ログイン時のセキュリティ対策に繋がる二段階認証プラグインです。
通常、WordPressのログインはIDとパスワードがあればログインできてしまいますが、Google Authenticatorプラグインを使うことによってIDとパスワード以外に6桁の数字を入力しない限り、ログインすることができないプラグインです。
不正ログイン防止するために、必須プラグインになります。
まとめ
WordPressはプラグインが非常に充実しているので、様々な機能を使いたくなります。
しかし、多くのプラグインを使ってしまうと様々な弊害が出てくる可能性がありますので、必要最低限のプラグインにすることをおすすめします。必要最低限のプラグインでも検索上位になる可能性もありますので、諦めずに記事を書き続けることが大切です。