こんにちは、こーやんです。
日本政府は、消費税増税と同時に2020年のオリンピック・パラリンピックの開催に向けて、キャッシュレス決済を普及する動きがあります。
しかし、キャッシュレス導入をしたくても何からしたらいいのか分からないという事業者の方へ、キャッシュレス決済の内容や導入するならどんな方法が良いのかをご紹介します。
実店舗だけでなく、クライアントとやり取りがあるフリーランスにとっても読んでいただきたい内容です。
キャッシュレス決済とは
キャッシュレス決済とは、現金を使わずにクレジットカードや電子マネーを利用して支払いをする方法になります。
最近では、クレジットカード決済だけでなくICカードやQRコード決済など手段は増えてきています。
身近なところでは、電車やバスに乗る時にICカードで乗車する人が多くなりましたが、それもキャッシュレス決済です。コンビニで商品購入時にポイント払いするのもキャッシュレス決済になります。
このように少しずつキャッシュレス決済は普及していますが、実店舗での導入が低いことが課題となっているため、日本政府も動いている状況です。
キャッシュレス決済の普及状況
2020年のオリンピック・パラリンピックが開催されると海外からの観光客が多くなります。そこで、必要なのがキャッシュレス決済です。
経済産業省が立ち上げた、一般社団法人キャッシュレス推進協議会の資料によりますと、各国のキャッシュレス決済比率の状況データを見た時、日本は20%以下となっていて低すぎることが分かります。
来年にオリンピックが開催される国とは思えないほどの低さです。
さらに、日本国内のキャッシュレス決済の普及状況を確認しますと、年々右肩上がりで普及していますが、それでも2017年時点で21.3%という低い数値です。
このデータをみると、オリンピックまでさらに普及しなければいけない状況で日本政府も動いている理由が分かりますね。
そして、電子マネーやデビットカードよりもクレジットカード決済の割合が大きいことが分かります。
ここまではキャッシュレス決済の普及について紹介してきましたが、今度は消費者側になってクレジットカードの保有率について、みていきましょう。
クレジットカードの保有率は驚きの数値!
突然ですが、クレジットカードの保有率はどのくらいだと思いますか?
おそらく本記事を読んでいる人のほとんどがクレジットカードを持っていると思います。
JCBの調査結果によりますと、クレジットカードの保有率はなんと84%。
出典:JCB
キャッシュレス決済の普及データと合わせると、8割以上の人がクレジットカードを保有しているのに、導入されているところは2割ちょっとなのです。
これらのデータから、キャッシュレス決済の導入をしてない店はお客を逃している可能性も考えられ、非常にもったいないですね。
僕が住んでいる田舎でも、クレジットカードが使えない居酒屋などがありますが、首都圏から離れているエリアでもクレジットカード決済ができなければ時代遅れとなることでしょう。
キャッシュレスは現金より短時間になる
ここまでご紹介してきたキャッシュレスでも「キャッシュレスにするのは面倒だ」というフリーランスや店舗経営者がいることでしょう。
キャッシュレス化に変更するときに手間は当然かかってしまいますが、実は経営者にとっても時短になることをご存知でしょうか。
クレジット会社で知られているJCBで決済速度に関する実証実験を行いました。その結果は、現金での支払時間が28秒に対して、クレジットカードはなんと12秒で決済という驚きの速度となったのです。
出典:JCB
この実験によって各決済速度の差をもとに試算したところ、1店舗あたりの労働時間は約4時間減少する可能性もあるということです。
4時間も時短になれば、経営者でもブログ記事を書いたり、他の作業をすることができて効率的になります。
逆に考えると、キャッシュレス決済を導入していない店舗は時間を無駄にしているということです。
フリーランスでもキャッシュレス決済は導入するべき
キャッシュレス決済を導入するのは実店舗の経営者などが多いと思いますが、フリーランスでも導入すべきと考えています。
僕はクライアントのところに伺って説明する機会もあるのですが、そこで「〇〇な機能って付けることできる?」と聞かれることがあります。
そこですぐに「できますよ」と答えて作業する時があったり、クライアントの中ですぐに支払いをしたい人もいます。そういった方々への対応としてキャッシュレス決済は導入すべきと考えます。
それによって、クライアント側からすれば「対応が速い」と好印象となって次の依頼に繋がる可能性があるからです。
僕も先日キャッシュレス決済を導入しまして、クライアントのところに伺う時には端末も持っていく予定です。
おすすめしたい2つのキャッシュレス決済
キャッシュレス決済を導入したいけど、どこの会社が良いのか分からない。
そんなお悩みの方に、おすすめのキャッシュレス決済サービスをご紹介します。この内1つは僕も持っている決済サービスになります。
スクエア
スクエアは、シンプルな端末で持ち運びにも最適なタイプです。僕も申込しました。月額固定費無料でカード決済導入!できるのでおすすめしたいキャッシュレス端末です。
クレジットカードに対応していて、売り上げは最短翌日に入金されるスピードです。申込をすると、審査が始まって完了すると端末が送られてきます。
その端末の操作はスマホにアプリをダウンロードすれば始めることができます。お出かけ先での決済も可能なので、フリーランスでもおすすめです。
利用料は、決済手数料だけで3.25%です。
今なら端末が無料で始めることができるので、もし迷っているのなら申し込みだけでも早めにした方が良いですよ。
申し込みから端末が届くまで、約10日ほどで利用開始することができました。
Airペイ(エアペイ)
クレジットカード以外の決済にも対応したい!とお考えの方にはリクルートのAirPAYがおすすめです。
Airペイは、クレジットカード以外にもQRコード決済と電子マネー、ポイント決済をiPadまたはiPhoneで利用することができるサービスです。
Airペイを利用すると、お客様がさまざまな決済を選ぶことができます。必要なのはiPadまたはiPhoneと審査完了後に届くカードリーダーだけです。
利用料は決済手数料のみで、3.24%または3.74%です。
まずは、キャッシュレス決済を導入したい!という方はスクエアで、幅広いお客様のニーズに合わせたいという方はAirペイというようにどちらかを選択すればよいでしょう。
どちらも消費税増税によるキャンペーンを開催していますので、早めのお申し込みがおすすめです。